Tuesday, March 10, 2009

おまけのコラム

人生に失敗など無いと思ってる。
たとえ間違った道を行ったとしても、立ち止まっているよりはマシ。
間違ったことが分かったんだから。前進だと思う。
それに、経験したことは自分の栄養になって、いつかきっと役立つ時がくる。
だから、私は失敗したことは無いと思っている。

で、パンを焦がしちゃったの。これじゃあ、食べられない。
でも、マイナスをプラスに変えるのだ。これは、失敗ではない。

(ちょっと焦げた位なら、とことん焦がして「炭」の領域まで高めましょう。)
で、紙に包んで・・・


冷蔵庫の中に。匂い消しになります。これが結構効くんだから。
ほ~らね。
わざとカビが生えるまで待ったパンでも、どうぞ。

まあねぇ、 この不況下で戦っているビジネスマンの皆さんは上司には「間違ったのが分かったんだから・・・」なんて言ったらコテンパンにされちゃうと思うから言わない方がいいよね。

と、ここまで読んでくれてありがとう!
これから先は理屈っぽい?面白くない話だから、Xで閉じちゃっていいです。(「んもう、時間の無駄だった~」って言いそうな人はぜひそうして!)

ところで、最近私は「武士道」を読んでいます。
ずっと前に本屋さんで立ち読みした時は「読めないな~」と思ったのに
この歳になってみると中々面白い。
読んでいると今まで心に霧がかかっていた事がクリアになっていく感じがする。
例えば、「義理」。
(本文より)例えば親に対する私たちの行動は、愛が唯一の動機である。だが、それが無い場合は、孝行を強いるための何らかの権威が必要となる。そこで人々はこの権威を義理とした。
「義理」は「正義の道理」として出発したにもかかわらず、しばしば詭弁のために用いられ、非難されることを怖れる臆病にまで堕ちてしまったのだ。
人は(私は、ですね)理性で「そうしなければならない」と考えていたことが、この「義理」というものだったのですね。
そして、これは目上の者が目下の者へ使ってはならないもの。目上の者が下に向かって「義理」を持ち出すのは卑怯だということ。
数日前テレビで「世界が100人でできていたら」(←正確じゃない)というのを見た。フィリピンでゴミ拾いをして一家4人を支えている女の子に、病気の母親が「私が死んでしまったら、この子たちの面倒をあなたが見ていって頂戴」と言っていた。これは母親として一番言ってはいけないことじゃない!と思った。(思い出すだけで涙が出てくる・・・)今でも自分の全てを犠牲にして精一杯働いている娘に向かって。言うんだったら、幼い下の子に「おねえちゃんを助けて、みんな仲良く」とかじゃないの?
この番組を日曜ずっと見てて、とても悲しくなってきた。
「貧しい暮らし」が悲しいのではなく、「食べるものも無いのに毎日ダイヤモンドを探す生活をしていること」が。
出るかどうかわからないこと(これはギャンブルだ)をするより先に、野菜を作ったり、野菜くずで鶏を育てたら食べられるのでは?と思った。(少なくても私ならそうする)
これは、日本の貧困問題でも同じことだと思う。もし私がホームレスになったら・・・同じようにホームレス何人かと一緒に狭い部屋を借りて、畑を作って、その畑でできたものを加工して売る!(売れなくても食べていける)インターネットカフェで寝泊りしているホームレスをテレビで見るけど、ネットカフェって一泊2000円位掛かるんだって。30日なら6万円じゃない!びっくりした~。 6万円なら賃貸借りられるじゃないの!(ちなみにうちの息子、3万8000円のワンルーム)多摩川でホームレスしている人のルポもテレビで見たけど(貧困問題は私のライフワークだと思っている)、先ず周りを清潔に片付けなさい!と思った。それに空き地もあるんだし、100円で野菜の種買って育てろ!のら猫のお世話も大切かもしれないけど、鶏飼え!(ちょっと過激になってきちゃってごめんなさい。)
あ、そうだった。武士道の話だった。

脱線しちゃった。
「勇」についてちょっと語りましょう。(みんな、ついてきてる?とっくに×で閉じちゃった?)
「戦場に飛び込み、討ち死にするのはいともたやすきことにて、身分の卑しき者にもできる。生きるべきときは生き、死ぬべきときのみ死ぬことこそ、真の勇気である。」(水戸光圀)
私は間違っていた。死に値しないもののために死ぬのは「犬死」、私の考えは「犬死」だった・・・
子供が幼いとき「今日は怖い夢を見た」と言って起きてきたことがある。

「悪者に追いかけられて、走って走って逃げたけどつかまって「家来にしてください」って言って悪者の家来になった。それで悪者と戦ってて、隙見て逃げ出して○○レンジャーに助けてもらった」この話を聞いて母として「悪者の家来になるとは何事ですかっ!潔く、死を選びなさい」と教えたのでした。(でも息子は上手に生きていけそうだと思った。)しかし、私の教えは間違っていたのですね。息子が正しいのかも・・・と思う今日この頃。
いい加減、ついて来てる人がいなくなってしまっただろうなあ。
Oさんと約束したOO小説、まだ書いてないの、全然だよ。ごめんね。
どうか約束したこと自体忘れてください。
さ、仕事に戻ろう。
今日はお花を活けています。
素敵なアレンジ、沢山作るからね。

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