Monday, April 20, 2009

Tea break お店とは関係ない話。


Tea Break 今日は少し肌寒いから、ミルクティでも入れて。ちょっとだけ休憩。
(お店とは関係ないから、読まなくてもいいよ、みんな。あ、このポットは商品。5500Yenです。お店にない時はお取り寄せします。←申し訳程度に仕事も挿入・・・)

最近見つけたお気に入り作家
白石一文
僕のなかの壊れていない部分

私は自分の存在意義を問うものとか、心の中の汚い部分をえぐり出すような作品が好き。
そんな苦しい作業をしなくても(しない方が)より良く生きられそうなものを
考えずにはいられない、傷を広げてこの目でみなければ納得できないのだ。
この小説は、痛くて苦しいけど、確かな光が見える。そんな小説でした。
で、私はこの本の主人公にとても似てる人を知ってる。
皆さんにこの本をお勧めしてる訳じゃないの。
シアワセに毎日楽しく生きてる人には、「理屈っぽくて訳わかんな~い」小説だし。
(親子関係や男女関係、生きる意味などに興味のある方にはお勧めです!)
もちろん私もシアワセですが・・・このシアワセという感情も「誰かの役に立っている」とか「必要とされている」とか「無条件で受け入れられている、愛されている」などに因るんだなあ。

では、印象深かった一文を皆さんへプレゼント。文中に引用されている常岡一郎という人の言葉です。

「自分の一日一日を全力をかたむけつくして自分を空にして相手にささげ、相手を許し、相手を伸ばすことに努力していくことが、われまた育つ道・・・」


ああ、そんなこと、難しくって。自分を空にして・・・って、お財布だけは空だけど。



あと、もう一冊ご紹介。患者よ、がんと闘うな 近藤 誠著
がんになったらお医者さんの言うとおりにに治療する前にぜひこの本を読んでみて。
色んな視点から自分で治療方法を選ぶための指針になります。(お友達に借りた本だからお風呂の中では読めなかった。でも、この本は持っていても損は無いぞ。かねてから不審に思っていた事柄がクリアになる、合点がいく、腑に落ちる、本でした。私にとって。)