Sunday, March 25, 2012

先週のテーブルセッティング
チョコレートが入っていた紙のカップに
うずらの卵を入れて。

余談。
今回の芥川賞受賞した、田中慎弥の共喰い、
読みました?
受賞会見の発言で物議を醸してましたね。
(さっき会見の動画を初めて見ました。)
この作品の舞台は昭和63年の下関なのですが、
私が幼かった頃の景色を思い出しました。


家の前が砂利道だった事や、
江戸川近くの沼地でザリガニ釣りをした事、
今は見えにくくなってしまった
やくざや犯罪の怪しい世界などなど。
昭和の匂いがする作品でした。
(私って、何歳なんだ?)


それと、この作者は
お母さんを愛してるんだなと思った。
息子を守る為に、母親は躊躇せずに身を差し出す。
情けな男と、底なし沼のように全てのものを飲み込んでたくましく生きる女。
きっと作者のおかあさんはそんな人なんじゃないかな。







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